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九州キリスト災害支援センターより講演をしていただきました

7/20(月)16:45からの1時間、九州キリスト災害支援センターで活動を続けておられる、諸藤栄一さんより講演をしていただきました。

 

熊本地震直後から続く現状、そして、今後の見通しなどを含めてお話しくださることで、被災者のニーズに寄り添って息長く継続される支援の大切さ、その時々に変わりゆく支援の多様さ・幅広さを教えられました。

 

また、クロスロードゲームを行い、4~5人1組で、答えの出しにくい問題を考える時間も持ちました(「避難所に3000人がおり、手元に非常食2000食がある。全て配るか否か。」「家族のような犬を、避難所に連れていくか否か。」「受験生の身で、必要とされる避難所の活動に参加すべきか勉強を優先すべきか。」など、答えの出しにくい決断への意見を出し合った)。

誰の身にも「想定外」が起こり得るからこそ、その前に、答えの出しにくい問題を考えることに、大きな意味があることに気づかされました。

 

最後に、生徒・保護者に呼びかけて集められた雑巾やタオルを宗教委員長・副委員長から手渡し、そのまま被災地へと向かうトラックを見送りました。

 

講演の中で読み上げられた聖書の言葉には、次のようにあります。

 

「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ25:40)。

 

私たち一人ひとりの手は、小さく弱いかもしれません。しかし、イエスが言われるように、「出会った人に出来る支援をすること」で誰かの支えになること、そして、それが神の喜びとなることを覚えたいのです。

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