進路案内
ルーテルから広がる未来
本校には、幅広い進学の選択肢と確かな実績があります。
1学年では文系・理系の選択を、2学年では大学・学部・学科の理解 ルーテル学院からを、3学年では最終的な進路の絞り込みを目標に、ガイダンスや面談、特別講義などを行います。
2022年度進学実績
指定校推薦主要大学枠(2023年度入試)
2023年度入試は 84名が指定校推薦で進学
本校は多くの大学から指定校推薦をいただいております。本校からの大学進学のうちおよそ半数は推薦型入試 で進学しています。大学は入学定員における推薦入試の合格者の割合を増やそうとしています。
主な指定校推薦 [2023年度実績]
- 国際基督教大学
- 青山学院大学
- 明治学院大学
- 関西学院大学
- 西南学院大学 など
その他にも200校以上の指定校枠あり。専門学校は50校以上。
九州ルーテル学院大学への進学
併設大学への優先入学制度
併設校推薦枠での入学は入学金免除となります。
熊本で唯一のキリスト教系4年制大学である九州ルーテル学院大 学との間には、内部進学の特典や多数の併設校推薦枠があり、高校から大学まで一貫した教育理念の下で安心して学べます。
副専攻の新設
キャリア・イングリッシュ専攻
児童教育副専攻を選択し、小学校での指導力を高める。
取得できる(目指せる)資格・免許
- 中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)
- 小学校英語指導者資格(J-SHINE)
- ビジネス系の資格など
保育幼児教育専攻
特別支援教育副専攻を選択し、支援を要する子どもに対する保育力を高める
取得できる(目指せる)資格・免許
- 幼稚園教諭一種免許状
- 保育士国家資格
- 准学校心理士
児童教育専攻
早期英語教育副専攻を選択し、小学校英語教育の実践力を高める
取得できる(目指せる)資格・免許
- 小学校教諭一種免許状
- 准学校心理士
- 特別支援学校教諭一種免許状
(知的障害者)(肢体不自由者)(病弱者)
心理臨床学科
児童教育副専攻を選択し、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを目指す学生の実践力を高める
取得できる(目指せる)資格・免許
- 公認心理士
- 社会調査士
- 認定心理士
- スクール(学校) ソーシャルワーク教育課程
- 認定心理士(心理調査)
- 准学校心理士
- 精神保健福祉士(国家試験受験資格)
卒業生の声
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日本福音ルーテルみのり教会・ 岡崎教会牧師
三浦 慎里子ん
2002年度 ルーテル学院高校 (九州女学院) 卒業私がルーテル学院を知ったのは、まだ学校の名前が九州女学院だった子供の頃のことでした。 当時通っていたバレエ教室で九州女学院の制服姿のお姉さん方を見て、私もこの人たちのように素敵な制服を着て颯爽と歩きたいという憧れを抱き、中学から高校時代をこの学び舎で過ごしました。 先生方と友人たちに恵まれ、英語の勉強と放送部の活動に明け暮れた日々を懐かしく思い出します。 ルーテル学院のモットーは「感恩奉仕」。 神様からの恵みに感謝し、神と人とに奉仕するという意味があります。 私は2024年の春に日本福音ルーテル教会の牧師となり、ひとりの働き人として福音宣教の現場に送り出されました。 私にとって神様との出会いは、この学校で与えられた多くの出会いの中で最も大切なものとなりました。 ルーテル学院に入学される皆さんが、この学校でたくさんの素敵な出会いをなさることを、心から祈っています。
生きる力 学びのその先へ
これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を 見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せ を実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。本校で はその願いを具体化するためのプロジェクトを複数もうけています。
2023年度「ルーテル区役所」の活動紹介
- SDGs課
- フードロスを考えた商品開発(スウィーツ系)
- イベント課
- 子供の服のリユースを目的としたイベントの開催
- 観光課
- 浄尊寺とその周辺地域の活性化をはかる音楽イベントの開催
- 教育課
- 私立高校の魅力発信のためのイベントの開催(@アミュプラザ熊本)
- 保健衛生課
- 医療職の認知度アップの取り組み
- 商業課
- 上通・下通の活性化を目指した高校生のイベントの開催
- 食品課
- 子どもの好き嫌いを克服できるレシピの開発
- 地域振興課(菊陽)
- 名産品のにんじんを使用した商品開発と地元PR活動
- 地域振興課(宇城)
- 宇城の食材の魅力を伝えるためのメニュー開発
- 地域振興課
- フラワーショップ
- 歴史文化課
- 若者に熊本の文化を広めるためのものづくり体験イベントの開催
- 商工課
- 建設業のイメージアップにつながるイベントの企画
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3年 松下 麻乃さん (清水中学校出身)
私は、マイプロジェクト熊本に参加したことがとても良い経験になったと思います。 自分の興味のあることを突き止め、それを探究する経験ができました。 また、オンラインで自分の企画を発表することで、人見知りで人前で話すことが苦手だった自分の殻を破ることができたと思っています。 現在の活動内容は、熊本の宇城市を盛り上げるための活動を 行っています。 今、宇城市は過疎化のせいか町にも活気がなくなってきているように感じられます。その問題を解決するために、宇城市の有名な発酵食品を使用した食堂を開くという取り組みを行っています。 今は、献立を考え、試食を行い、食堂の場所やレイアウトを考えている段階です。また、発酵食品のことを詳しく学ぶために松合食品さんの工場 見学にも行き、理解を深めることもできました。 今後は、実際に食堂を立ち上げるために、さらに探究を深め、協力して下さっている沢山の方々に感謝する気持ちを忘れず、毎回の活動に積極的、自主的に参加していきます。 みんなが宇城市を好きになる、宇城市の魅力に気づいてもらえる食堂が開けるように頑張っていきます。
卒業生の声
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西合志中学校 →
ルーテル学院高校(英語特進コース)→
熊本県立大学
総合管理学部総合管理学科 2年村田 怜菜さん
2021年度 ルーテル学院高校 卒業私は、不知火地域の鳥獣被害問題の解決のために、不知火地域でのフィールドワークやメンバーとの定例会議、中学生に向けた鳥獣被害対策のワークショップ、開発したパウンドケーキとジャムの販売会を行いました。
最初は先輩たちの活動を見て、面白そうという気持ちだけで参加しましたが、農業や鳥獣被害についての知識は全くなかったため、解決策を考えるのはとても難しく感じました。しかしプロジェクトメンバーと何度も議論を交わすことでアイデアが生まれていき、仲間と協力して1つのものを作り上げることの楽しさを学ぶことができました。また、今まで英語や国際系の進路しか見ていなかった自分にとって、プロジェクトで農業や地域活性化について取り組むことは新鮮で、自分の新しい興味のある分野を開拓することにつなげることができました。その他にもプロジェクトを通して様々な人と知り合うことができたことも、今の自分にとって大きな財産になっています。
現在は大学の勉強に取り組みながら、プロジェクトでお世話になったみらいず設計Lab.でインターンとして活動しています。活動の中でいろいろな高校の探究の授業や自治体にお伺いする機会があり、大学にいるだけではできないような経験をさせていただいています。
自分自身が高校時代にプロジェクトに取り組んだからこそ、今の高校生がプロジェクトのどんなことで悩んでいるのか、どういうアドバイスをすればいいのかを一番理解できる立場でありたいと考えています。また、高校生の発想力には驚かせられることが多く大学での自分の勉強にも取り入れています。アドバイスをする立場ではありますが、同時に高校生から色々なアイデアや考え方を学ぶこともできるので私自身の成長にもつながっています。
現在は、高校からの継続テーマとして、どうすれば宇土の海苔を今後も存続させることができるのか、また県内外にもっと宇土の海苔のおいしさを発信できるのかを考え、アイデアを形にしたいと思っています。ルーテル学院は生徒のやりたいことを見つける環境を整え、一緒に取り組むことで 生徒・保護者・学校の良かったを作っています。みなさんの「良かった」を一緒に見つけましょう。