熊本バンド145周年記念 早天祈祷会が行われました
[2021年1月30日]
2021年1月30日(土)午前6時30分から、熊本バンド145周年を記念し、花岡山にて早天祈祷会が行われました。
祈祷会では、ルーテル学院高校の宗教委員長である松永佳廉さんが、「奉教趣意書(口語役訳)」の朗読をしました。
明治期、藩制解体によって忠誠の対象を失った青年たちは、熊本洋学校の教師L.L.ジェーンズの影響を受け、信仰に生きる新たな目標を得ます。こうして、花岡山にて熊本バンドが結成されることとなりました(1876年1月30日)。
今年は、コロナウイルス蔓延に伴ってLive配信となり、直接現地に来れなかった方がたくさんおられたでしょう。一方で、熊本だけではなく、インターネットを通して、全国の方々と祈りの輪が繋がれました。
「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」(新約聖書/ローマの信徒への手紙 5:3-4)
明治期の青年たちの熱意は、今の私たちへと継承されています。苦難の中に置かれる今だからこそ、感染症の終息を願い、希望を胸に歩んでいきたいのです。
熊本バンド145周年記念 早天祈祷会については熊本YMCAのホームページもご覧ください。