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カリキュラム
生きる力 学びのその先へ
これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。本校ではその願いを具体化するためのプロジェクトを複数もうけています。
2023年度「ルーテル区役所」の活動紹介
- SDGs課
- フードロスを考えた商品開発(スウィーツ系)
- イベント課
- 子供の服のリユースを目的としたイベントの開催
- 観光課
- 浄尊寺とその周辺地域の活性化をはかる音楽イベントの開催
- 教育課
- 私立高校の魅力発信のためのイベントの開催(@アミュプラザ熊本)
- 保健衛生課
- 医療職の認知度アップの取り組み
- 商業課
- 上通・下通の活性化を目指した高校生のイベントの開催
- 食品課
- 子どもの好き嫌いを克服できるレシピの開発
- 地域振興課(菊陽)
- 名産品のにんじんを使用した商品開発と地元PR活動
- 地域振興課(宇城)
- 宇城の食材の魅力を伝えるためのメニュー開発
- 地域振興課
- フラワーショップ
- 歴史文化課
- 若者に熊本の文化を広めるためのものづくり体験イベントの開催
- 商工課
- 建設業のイメージアップにつながるイベントの企画
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3年 松下 麻乃さん (清水中学校出身)
私は、マイプロジェクト熊本に参加したことがとても良い経験になったと思います。 自分の興味のあることを突き止め、それを探究する経験ができました。 また、オンラインで自分の企画を発表することで、人見知りで人前で話すことが苦手だった自分の殻を破ることができたと思っています。 現在の活動内容は、熊本の宇城市を盛り上げるための活動を 行っています。 今、宇城市は過疎化のせいか町にも活気がなくなってきているように感じられます。その問題を解決するために、宇城市の有名な発酵食品を使用した食堂を開くという取り組みを行っています。 今は、献立を考え、試食を行い、食堂の場所やレイアウトを考えている段階です。また、発酵食品のことを詳しく学ぶために松合食品さんの工場 見学にも行き、理解を深めることもできました。 今後は、実際に食堂を立ち上げるために、さらに探究を深め、協力して下さっている沢山の方々に感謝する気持ちを忘れず、毎回の活動に積極的、自主的に参加していきます。 みんなが宇城市を好きになる、宇城市の魅力に気づいてもらえる食堂が開けるように頑張っていきます。
卒業生の声
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西合志中学校 →
ルーテル学院高校(英語特進コース)→
熊本県立大学
総合管理学部総合管理学科 2年村田 怜菜さん
2021年度 ルーテル学院高校 卒業私は、不知火地域の鳥獣被害問題の解決のために、不知火地域でのフィールドワークやメンバーとの定例会議、中学生に向けた鳥獣被害対策のワークショップ、開発したパウンドケーキとジャムの販売会を行いました。
最初は先輩たちの活動を見て、面白そうという気持ちだけで参加しましたが、農業や鳥獣被害についての知識は全くなかったため、解決策を考えるのはとても難しく感じました。しかしプロジェクトメンバーと何度も議論を交わすことでアイデアが生まれていき、仲間と協力して1つのものを作り上げることの楽しさを学ぶことができました。また、今まで英語や国際系の進路しか見ていなかった自分にとって、プロジェクトで農業や地域活性化について取り組むことは新鮮で、自分の新しい興味のある分野を開拓することにつなげることができました。その他にもプロジェクトを通して様々な人と知り合うことができたことも、今の自分にとって大きな財産になっています。
現在は大学の勉強に取り組みながら、プロジェクトでお世話になったみらいず設計Lab.でインターンとして活動しています。活動の中でいろいろな高校の探究の授業や自治体にお伺いする機会があり、大学にいるだけではできないような経験をさせていただいています。
自分自身が高校時代にプロジェクトに取り組んだからこそ、今の高校生がプロジェクトのどんなことで悩んでいるのか、どういうアドバイスをすればいいのかを一番理解できる立場でありたいと考えています。また、高校生の発想力には驚かせられることが多く大学での自分の勉強にも取り入れています。アドバイスをする立場ではありますが、同時に高校生から色々なアイデアや考え方を学ぶこともできるので私自身の成長にもつながっています。
現在は、高校からの継続テーマとして、どうすれば宇土の海苔を今後も存続させることができるのか、また県内外にもっと宇土の海苔のおいしさを発信できるのかを考え、アイデアを形にしたいと思っています。